いいあんべぇは福福堂の素材へのこだわり・農業部門です。
地球は私たちが間借りしているだけ、そのまま未来へ繋ぐ
夫がこの地に移住して始めた農業「いいあんべぇ」……すべての始まりはここから。
「大気·水·大地を汚さないことを基本とした農業」を理念に、すべての作物を農薬·化学肥料を使わずに栽培しています。
いいあんべぇの農業は、自然のサイクルをとても大切にしています。
滝根町の頭上に広がる大空から降り注ぐ陽の光とあぶくまの風。
流れる湧水を活用し、田畑の周りにある木々はそのまま。
木々から落ちた葉っぱが豊かな土となり、作物を育てる。
田車で田んぼに湧水のミネラルと空気を混ぜ、鍬で落ち葉を畑に混ぜる。
農薬を使わず、化学肥料も使わず、この自然のサイクルをまもりながら作物を作っています。
いいあんべぇのヒストリー&作物紹介
いいあんべぇのはじまり。
2004 年、和之が滝根町に「緑のふるさと協力隊」として赴任し活動していた中で、この地に移住し、農業と自然と共に暮らしていく決意をし、2005 年に新規就農。滝根町で活動していた農業者の会、「あぶくま農業者大学校」(通称:あぶ大)に入校し、実践の農業というよりは百姓の考え方を学び、あぶ大の理念「大気·水·大地を汚さないことを基本とした農業の実現」を現在も引継いでいる。
*あぶ大:秋山豊寛氏(元 TBS 記者、日本人初宇宙飛行士)が滝根町で創設した農業者の会。2010 年閉校。
あぶ大黒米が有機JAS認定を受けました。
あぶ大黒米
黒米の田んぼは標高 600mの中にあり、周りに他の田んぼが一切ない棚田です。平成 9 年、福岡県の宇根豊氏から譲り受けた黒米を、純米分離法であぶくまの高冷地での栽培に適した黒米にし、栽培しています。すべて手植えをし、山からの湧き水で育て、昔ながらの田車で除草し、収穫後は、はせがけしてじっくり天日干しした黒米です。
▷黒米甘酒・ふくしま黒米手延べ麺の素材として活用。
米
品種:ひとめぼれを栽培。
こちらは手押しの田植え機で植え、昔ながらの田車で除草し、収穫後は、はせがけしてじっくり天日干
ししています。
▷甘酒の素材として活用
エゴマ
エゴマは、この地で昔から栽培されている伝統的な作物。エゴマ油発祥の地でもあります。就農当初から、農業のノウハウを伝授してくれている師匠でもあり、日本エゴマの会設立時の技術指導に携わった、滝根町在中の現役農家:佐藤今朝一氏からエゴマの栽培方法を教わり、昔ながらの手作業にて栽培しています。佐藤今朝一氏は、農業一筋、エゴマは昔から作り続けて約 80 年の大ベテランです。
▷エゴマ油やエゴマ豚みその素材として活用
小麦
品種は、「ゆきちから」(中力粉)と「キタノカオリ」(強力粉)を栽培しています。滝根町の製粉所で粉にし、
▷地粉うどん(乾麺)や焼き菓子等の素材として活用。
ブルーベリー
ブルーベリーは、ハイブッシュ系の品種:ブルーレイ、ブルージェイを中心に栽培。
▷新鮮なうちに急速冷凍し、ジャムの素材として活用
ラズベリー
休耕地を開墾し、2018 年から新たにラズベリーのハウス栽培にも取り組んでいます。